株式会社インテグラル(茨城県つくば市学園南2-7 代表取締役 柳澤泰男 以下、インテグラル)は、創立35年を記念して、坂本雄三氏、大橋好光氏による特別対談『脱炭素社会に向けた住宅の耐震と省エネ』を企画、そのダイジェスト映像(YouTube配信)と対談記事を一般公開します。
周知不足、設計者や施工業者、評価機関等の負担増、現場の混乱等を理由に、住宅・建築物の「基準の強化や義務化」の気運が高まりつつも、その度に法制化・制度化が見送られてきました。熊本地震後の「構造基準の強化の必要性」もしかり、昨年(2020年)の省エネ義務化の見送りもしかりです。
しかしながら、これらの懸念は、専門家と実務者、あるいは実務者同士が技術や情報を共有することで払拭できる、そして、周知徹底を促進することができると弊社は考えます。その端緒とするべく、弊社の創業35周年の節目に特別対談を企画し、SDGs、脱炭素社会が声高に叫ばれる今、木造住宅・木造建築に関わる我々はどのような取り組みを行っていくべきか、また、安全で快適な住まいを実現する性能等について対談いただきました。
- ◇特別対談 坂本雄三氏×大橋好光氏『脱炭素社会に向けた住宅の耐震と省エネ』
- <2021年10月11日公開予定>前編「住宅の性能をめぐる法制度」
- <2021年10月16日公開予定>後編「住宅性能のレベルは自分で決める時代」
- <2021年10月22日公開予定>番外編「研究者として考えていること」
- 【坂本雄三氏について】
- 東京大学名誉教授。国立研究開発法人建築研究所前理事。
北海道大学、東京大学大学院で学んだ後、(旧)建設省建築研究所に入省。その後、名古屋大学工学部建築学科助教授を経て、1994年より東京大学へ。現在、一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会(HEAT20)の理事、ZEH推進協議会の代表理事を務める。アカデミックの立場から日本の住宅の⾼断熱化を牽引している。 - 【大橋好光氏について】
- 東京都市大学名誉教授。⼀般社団法人木を活かす建築推進協議会代表理事。
東京大学大学院博士課程修了後、同大学助手を経て、熊本県立大学助教授、東京都市大学(旧武蔵工業大学)教授を歴任。「品確法住宅性能表示制度」(2000年)の耐震等級の考え方の確立に尽力し、阪神・淡路大震災をはじめとする各地の地震被害について工学的な研究を行い、壁量の評価等の指標の作成に携わっている。
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株式会社インテグラル 営業企画部 松崎
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