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2012年6月15日


NHKスペシャル MEGAQUAKEⅡ巨大地震 第3回 「大変動期」最悪のシナリオに備えろ

東日本大震災以降、各地で地震が頻発しています。 2012年6月9日21:00~22:13、NHKスペシャル「MEGAQUAKEⅡ巨大地震」(第3回 「大変動期」最悪のシナリオに備えろ)という番組が放送され、巨大地震の脅威について取り扱っていたのでご紹介いたします。 大地震が起こりうる地域として、東京湾岸や茨城県南部、千葉県東部が想定されています。大きな揺れによって地面が液状化し、首都機能が麻痺しているシミュレーション映像は衝撃的でした。 また、近い将来発生する恐れがあるプレートの歪みによって引き起こされる大地震においては、 地震による直接被害のほか、火山の噴火による被害も考えなければならないとのことでした。 噴火が懸念されている火山の中には富士山もあります。 番組では、シミュレーション実験によって、噴火の様子が視覚的にわかりやすく説明されていました。 大地震によってプレートにかかる力が変化し、地中のマグマを抑える力が弱くなり、噴火につながる可能性があるとのことでした。 実は、インテグラル社内においても地震と火山噴火の連動について、4月に勉強会を行っていました。その際、弊社代表取締役 柳澤泰男の調査結果として、次の内容が発表されました。
  • 西暦864年の富士山貞観大噴火の後、869年の貞観地震や878年の相模・武蔵地震が起こっています。また、886年に伊豆諸島噴火、887年には仁和地震が起こっています。
  • 1083年の富士山噴火の後、1096年の永長地震や1099年の康和地震が起こりました。
  • 1498年の日向地震、明応地震の後、1511年に富士山が噴火しています。
  • 1703年の元禄関東地震の後、1707年の宝永地震が起こり、その49日後にも富士山は噴火しています。
このように、過去の歴史においても各地の大地震(関東、東南海、東北)と富士山の噴火が連動して起こっています。 いつこのような事態が起こるのかわからないというのはとても恐ろしいことだと感じます。 しかし、このような事態が起こりうるのだということは理解しておく必要があると感じます。 また、最新の科学では、自然界に起こる小さな予兆を検知し、地震の予測に役立てようという動きもあります。 インテグラルとしても住まいの安全にできる限り貢献していかなければという思いを新たにしました。